ボクは「シャーペンフリーク」だ
この記事はボクがどれだけシャーペン好きかについてひたすらに語る記事である.
ボクのブログサイトはいくつかシャーペンについて書かれた記事がある.
しかし,記事を振り返ってみると,そもそもボクがどれだけシャーペンが好きなのか,愛しているのかを読者の方はわからないことがわかった.
これではボクの言葉の重みが伝わらず,せっかく準備した漬物も完成しない.
自分の伝えたいことが伝わらない事ほど残念な事はない.ブロガーにとって致命的.
それらの反省の意を込めて,今からボクのシャーペンの遍歴,歴史,こだわりを原体験を基に,徒然なるままに記していく.
何より,シャーペンフリークの同志たちと「こだわり」を共有したい.
内容は以下の通りである.
この記事は長すぎたため,二つの記事に分割しました.以下に続きの記事をリンクをしておきます.
それでは,本編にいきましょう.
ボクと勉強を繋げてくれたのは「シャーペン」だ
おかげさまで勉強はそこそこ出来る方であると自負している.もちろん上には上がいることも当然ながら自覚している.
だが勉強はそこまで好きではない.最近になってまだマシになったが,中学の頃は特に嫌いだった.いかにして家で勉強せずに生活できるかを考えていた.
そんなボクを首の皮一枚の薄っぺらい動機で勉強に向かわせてくれたのは「シャーペン」だった.
だから今でもシャーペンには感謝しきれない.ボクを大学に連れて行った要因と言ったら過言である.そんなに大学進学は甘くはない.(笑)
シャーペンのフォルムは「美しい」
初めて「シャーペン」を本格的に触れたのは,中学校に入学したときのこと.
親が入学祝いとして「ちょっといい」シャーペンを一つ買ってくれた.
当時は今ほどシャーペンの種類もなく
・クルトガ
・ドクターグリップ
の二択くらいしかなかった記憶がある.
親からは「どっちかなら買ってやる」と言われた.
正味,めちゃめちゃ迷った.商品の棚の前で日が暮れるまでは少なくとも悩んだ.
結局,ノックしなくても芯が出るという前衛的機能を搭載した「Dr.Grip Gスペック」のフラッシュブラックを購入したことを今でも鮮明に覚えている.黒くてシンプルなフォルムに心が打たれた気がする.(画像にはリンクが貼られており,Amazonの商品ページにアクセスできます.)
この子だ.
鉛筆と違い,芯を入れることで一つのものをずっと愛することができる.そんなところに惹かれたのだろう.ちなみに恋愛も一途だと自分では思っている.そう言う奴に限って女たらしだったりするのは言うまでもない.
忘れられない「クルトガ」
ドクターグリップを購入してもらい,中学生活がスタートした.
もちろんはじめの頃はいいシャーペンを使っていると言う優越感に満足していたが,どこか心に迷いというか,わだかまりがあった.
「やっぱクルトガも使ってみたいなぁ」
それは本屋の文具スペースでの出来事だ.
文具ブースの中に,もと光る シャーペン なむ 一筋 ありける.
怪しがりて,寄りて見るに,そのシャーペン光たり....
もちろん光っているのはお店の照明であり.シャーペンが自ら発光することはない.
結局クルトガも我慢できずに手に入れた.そのクルトガを「かぐや姫」を名付けたことはもちろん嘘だ.
(画像にはリンクが貼られており,Amazonの商品ページにアクセスできます.)
これが結局ボクのシャーペン愛に撃鉄を起こしたのである.
シャーペンを買ったから「勉強する」
中学生になり,ボクはお小遣いをもらえるようになった.
そのお小遣いの行き先は,無論「シャーペン」だ.
シャーペンを買ったら,何かしらの形で使用感を確認したい.
仕方ないから宿題しようか
これがボクの勉強のモチベーションだ.
ある意味,嫌な勉強を行うための動機づけとして行っていたと考えれば我ながら賢い選択である.最終的には100円のシャーペンから時には2000円以上のシャーペンまで幅広く試した.
なんなら,改造もした.メーカーの方には申し訳のないことをしてしまったと猛省している,しかし改造は男のロマンをくすぐる.youtubeや多くのブログを漁り,話題だったマッキーシャープはもちろん,ビートニック,クルトガアルファゲル,ドクターグリップを組み合わせた「フレトガ」も作った.すぐに破損してしまったことだけ心残りである...
自宅には最新のシャーペンから昔のシャーペンまで購入できるものは当時100本近くあっただろう.学校の生徒が持っているシャーペンなら大抵は試したことがあると言い切れる自信がある.
時代を感じる「お取り寄せ」の経験
同じくシャーペンが好きな仲間がボクにはいた.当時は日夜シャーペンについてのこだわりを語り合っていた.
ボクはその時に初めてグラフ1000の存在を知った.中一の時である.何年も前のぺんてる社のサイトを見ながら「完成された機能美」というキャッチコピーを何度も噛み締めていた.
残念ながら当時は,田舎の文具店ではグラフ1000はお取り寄せ商品であった.当然限定色であるリミテッドもない.グラフ1000は今でこそ店頭で取り扱っている商品だが,当時の学生のニーズは「安くて可愛い,ポップな色使い,または機能がいいシャーペン」であったのだろう.特別な機能のない真っ黒なグラフ1000には見向きもされなかった.
聞いてみたすべての店でぺんてるのカタログには,「グラフ1000 for pro」しかなかったことを覚えている.
ちなみに,今では簡単に買うことができる.もし興味があれば,確認してほしい.
(画像にはリンクが貼られており,Amazonの商品ページにアクセスできます.)
仕方なく,初めて「カタログからのお取り寄せ」を経験した.
今でこそ簡単にAmazonで購入することができるが,当時は,時がまだ満ちていない.「ヱ○ァンゲリヲン新劇場版Q」も上映されていないくらいの時代だ.スマホを持っているやつはチヤホヤされる.そんなボクにとってAmazonはまだ未知の存在であり怖かった.
初めてシャーペンに1000円という中学生にとっては高い買い物をした.しかしその時の感動は今でも忘れられない.そのグラフ1000はもうすぐ購入してから10年ほどになるが今でも現役でボクの勉強を支え,この記事は実はグラフ1000を使って執筆をしている.ちなみに後半は嘘である.
そんなボクが書いたグラフ1000についての記事があるので,もし時間が許すのであれば見て欲しい.
そんな中,ガキだったボクは,どうしても「グラフ1000 リミテッド」への想いがわだかまりとして残っていたのである.一例としては以下のものだ.
(画像にはリンクが貼られており,Amazonの商品ページにアクセスできます.)
美しい.「限定に弱い」心理をよく突いてくるっ!!!
そんな訳で,話が長くなるので少しだけお花を摘んでくる.もとい.雉打ちだ.
次の記事は以下にリンクします.
ご意見,感想あれば,ぜひ下のフォームによろしくお願いします.
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