どうもこんにちは。まさぽんです。
突然ですが、大学生を経験した皆様で一度はこんなこと悩みませんでしたか??
「朝早く起きたいのに、起きれねぇ・・・」
自分も、まぎれもなくその一員です。
大学1回生の時はひどい生活を送っていました。夜型の負のサイクルにとらわれていました。

こんな生活を送っていた時、ふと我に返りました。
そう決意して、はや40年(冗談です)。試行錯誤を繰り返した末に現在は
休日・平日問わず6時起床
を実現することに成功しました。そのメソッドを忘備録して本記事に記録できればなぁと思います。
同じような悩みを抱えている人の一助になれば幸いです。
夜更かしすることのデメリット

まずは、今行っている夜更かしがどれだけ悪いかを改めて振り返ろうと思います。
パフォーマンスの低下
当然ながら、翌日のパフォーマンスに影響されます。こんなこと言わなくてもわかったものですけどね。
昼夜逆転生活になることにより、「今日も一日無駄になったなぁ」と自己嫌悪に陥り、精神的にも不調になり、身体的にも影響が出てくることにつながります。
必用な予定で無理をすることになる
パフォーマンスが低下しているにも関わらず、予定というものは遠慮なく我々に降り注ぎます。
ミーティングから発表まで。必要な予定で無理をすることになり体調を崩すことにつながります。
早朝に起きることのメリット

夜更かしをすることはあまりよくないということは自明ではありますが、逆に早朝に起きるメリットは何なのか・・自身の経験から感じた知見をお伝えしたいと思います。
早朝は誰にも邪魔されない
早朝に作業することの一番のメリットは、「ほかの誰にも邪魔されない」ことです。
多くのお友達はすやすやと寝ておりLINEは帰ってきません。
ツイッターも静かです。
YouTubeもこんな早朝にはチャンネルの最新動画は更新されません。
また、テレビをつけようものなら早朝のニュースのみで、わちゃわちゃしたバラエティなどは全く放送されていません。
これだけ静かだと、本当に誰にも邪魔されないので、集中が阻害されず作業に「没頭する」ことができます。
脳が一番体力のある時間帯
めちゃめちゃ日中に運動して夜にさらに運動しろと言われても無理
たとえば、日中にハードな運動をして、夜にさらに運動しようとしても
「それはむりぃ・・・」
となってしまいますよね。脳も同じではないでしょうか??
「朝飯前」とはまさにこのこと
外山滋比古さんの著書「思考の整理学」にて次のように書いています。一部引用させていただきます。
"朝飯前"ということばがある。簡単なことだから、朝飯前なのではなく、朝の食事の前にするために、本来は、決して簡単でもなんでもないことがさっさとできてしまい、いかにも簡単そうに見える。知らない人間が、それを朝飯前と呼んだというのではあるまいか。どんなことでも、朝飯前にすれば、さっさと片付く。朝の脳はそれだけ能率がいい。
外山滋比古「思考の整理学」p23,p24 より一部引用
本書を読んで自分は衝撃を受けました。
確かに、いままでの自分の経験からも朝に作業することが能率的だったなぁと感じることがあり、納得してしまいました。「朝食前の短い時間でもできるくらい簡単」に作業ができる時間こそ「朝飯前」なのです。
本書は時代を超えた不朽のバイブルとしていまでも人気です。ぜひ、一読することをお勧めします。
昼夜逆転を治した方法とは??

ここからは、皆様お待ちかねの「まさぽんはこのようにして昼夜逆転生活を脱却した」そのプロセスについてまとめていきたいと思います。
強制的に遅刻できない環境を作り出す
そうしても遅刻できない事情がある日などは、何とかして起きようと頑張りますよね。
この状況を作り出そうとまずは心がけました。
具体的には・・・
- 1限に授業を入れる
- バイトは午前にシフトに入れるものを検討する
などです。
何をするのかを明確にする(計画を立てる)
次に、翌日に行うべきことを明確にしました。
何も明らかになっていない状態というのは一番不安です。
特に大学生になると大型レポートをはじめとした中長期的課題が課せられます。
これらをコツコツ仕上げることが、昼夜逆転から脱却するのには必要不可欠です。

多くの場合、このレポートが期末に襲い掛かり、レポートを徹夜で仕上げ、長期休みは昼夜逆転の流れでしょう。
この悪しき状況を打開するためには、「スケジューリング」を適切に行うことが大切です。
事前に必要な時間の見込みを立てて、予定に組み込み確実に計画を遂行するスキルを身に着けることで、「楽して」結果を出すことができます。
スケジューリングについては、こちらの記事で詳細に解説しています。興味があればご覧ください。
朝に起きる楽しみを作る(ごほうびの用意)
頑張るためには、ポジティブな「動機付け」が必要と考えました。簡単に言えば「早起きしたくなるための理由」ですね。
そこで「早起きしたらやってもいいこと」を設けることにしました。
例えば・・・
- 朝だけはゲームしてもよい
- おいしいコーヒーを作って飲む
といった具合にです。
このように、達成することにより自分にいいことがあるということを、脳に対して認識改革しました。
いままでは、早起きの理由がネガティブなものばかりでした。
宿題をやる時間が増えるなど、ぶっちゃけうれしくはないですよね。
そうではなく、積極的に起きたくなるような環境を整えることにしました。
夜の作業は中途半端に終えて朝に持ち越す
夜のうちに、これだけは終わらせておこうということをやめました。
自分の睡魔の訪問度合いで自分の行動を決定するようにしました。
もちろんすべてがそれでうまくいくわけでありませんが・・・
睡魔が来たら、おとなしく寝るように生活をシフトしました。
そうすることで、「朝起きてやらないとやばい」といった危機意識を脳に植え付け、翌日の行動ビジョンを明確にします。
早朝に作業をすれば、夕方以降は何もしたくなくなる
朝、早起きに成功して作業を行っていると、自然と23時くらいに眠くなってくるようになりました。眠くなることに加えて、「疲れて判断したくない」状態になります(笑)
人間には「一日に判断できる回数」が限られているらしく、これを「ウィルパワー」と呼んでいるみたいです。このウィルパワーを使いこなしてしまうと、集中力はなくなり、判断力が鈍ってしまいます。
このモードに入ってしまったら、もう作業することをやめます。翌日に元気な状態で作業した方が絶対に生産性が高いからです。
できなくても自分を責めない
もちろん、うまくいく日ばかりではありません。
休日になると、つい緊張の糸が緩んでしまい、寝すぎてしまうことだってあります。
原因不明の頭痛により、起きたくないときもあります。
そんな時は、あきらめて寝るようにしています。調子の悪いときに行った作業は精度も低いですし、生産性は最悪です。
それならば、頭痛薬を飲んで3時間寝て、1時間だけ調子のよい状態で作業した方がいいと思います。
できない日はあって当然。人間完璧ではありませんから。
できない日はあきらめて、次にどうしようかを考えることにしています。
逆に言えば、「体調の悪い日、稼働できない日がある」ということを前提に条件して、スケジューリングを組み立てることが大切です。
スケジュールを組み立てるとき、多くの場合は「理想的なケース」をつい考えてしまいます。
逆に「うまくいかない前提」でスケジュールを組むことで予期せぬ事態が「予期された事態」へと変貌を遂げます。
計算されたよからぬ事態であれば、対策済みなので焦ることなく、対処することができます。
常に対策を考え続ける
うまくいかなかった日は、その原因と対策を考えるようにしています。
- 前日に飲みすぎて体調が悪くなったのか?
- ⇒では、どのくらいなら翌日に影響が出ないのか?
そんな「自分の限界」に関する貴重な1データが取れたとポジティブにとらえましょう。
行動を可視化する
自分の行動をこの1年記録し続けました。睡眠にかかわらず、すべての履歴をです。
何時に起きて、どんな用事があって、自由時間はどのくらいあったのか
などなど、あらゆることを記録しました。
昨今のデータ活用時代。自分の行動データにも何か有益な情報が眠っているのでは?と考えました。
自分の行動・体調の履歴を記録することで得られた知見を次のセクションで共有していきたいと思います。
行動履歴を可視化すると気づくこと

いかに無駄な時間を過ごしているのか
まずはじめに衝撃を受けたことは「無駄な時間の多さ」です。
自分の体感では忙しいなぁと思っていても、さらに生活を工夫することで1時間は生み出せそうでした。
スマホを見ていたりする時間、食事の後のテレビなどもバカになりません。
YouTubeの履歴を見てみると、以下に自分がコンテンツ消費に時間を使っているか驚かされます。衝撃を受けました。
まずはこの現実を受け入れて、その後の行動にどう生かすかを考えなればいけません。
可処分時間は想像以上に短い
可処分時間とは、自分が自由に使える時間のことです。
たとえ話をしましょう。
朝7時に起きたとして、準備をして大学に行きます。
9時から授業を受け、空きコマなしで4コマ過ごすと16時です。
帰宅してちょっと一息つくと18時。
お風呂やご飯を食べれば21時。
何も気を付けずに一日を過ごすと、暇な時間などないのです。
このことをまずは認識しましょう。
ましてや、現代は「可処分時間の奪い合い時代」です。
YouTubeやtiktokをはじめとしたコンテンツが世にあふれかえり、可処分時間を奪うようなモンスターがウヨウヨしているのです。
我々の可処分時間を奪いことでお金を生み出しているのです。
時間は「存在するもの」ではなく「捻出するもの」
前節の内容から、「可処分時間」はほとんどないことは明確です。
そこで、可処分時間を「作り出す」という意識が大切になってきます(1日36時間とかにはなりませんからね・・・!)
例えば、移動時間の30分でスマホを見ている時間ひとつとっても
- 何か作業できないかな?
- 勉強できないのか?
と考えることが大切です。
家に帰ってからは・・・
- 湯船につかる時間を5分減らすことはできないか?
- 寒いからって惰性でお風呂の追い炊きを繰り返していないか(自分)
- ご飯食べてから寝る前のスマホは本に置き換えできないか?
などなど、改善の余地は多いはずです。
これはあんまりお勧めしない!効果の薄い方法

本記事の執筆にあたり、様々な競合他者のご意見を参考にしました。
その中でも、自分がやってみて効果の薄かった(推奨しない)ことをご紹介します。
光目覚まし時計の活用
一時、めちゃくちゃ流行った「光目覚まし時計」はあんまり効果はありませんでした。
ちゃんと、光量が多いとされている「inti」の光目覚まし時計を一時使っていました。
こちらですね。
初めの数日は確かにいいかも??と思っていたのですが、3日坊主のごとく、布団の中に無意識のうちに潜ってしまい、機能しなくなってしまいました。
光目覚ましを買うよりかは、ベッドの位置を調整して、太陽光が入る向きにして自然光で起きればよいと思います。それが物理的に無理な事情があれば、購入を検討してもよいのかもしれませんね。
オールをして強制調整
こんなの、もってのほかです。
高校生の頃や、大学2回生くらいまでなら、オールのノリも通用するかもしれません。
ですが、年齢を重ねてくるにつれて、オールの代償は無視できないレベルになってきます。
一日オールしたら二日はまともに動けなくなります。
仮に、超・短期間でダイエットしようものなら、必ずリバウンドの波が襲ってきますよね。
それとおんなじです。
ツケが必ず回ってきます。
少しずつ起きる時間と寝る時間を矯正することでゆっくりと治していくことが大事だと自分は考えています。
おわりに

改善は一日にしてならず
本記事のハックは「一日で治る!」といった麻薬的な内容ではありません。
一日でダイエットなんてできないですよね。
中長期的に自分の意識と行動を修正していくことで、じっくりと治していくものです。
その覚悟とモチベーションがない人は、ずっとだらだらと無駄な時間を過ごしてください(笑)
大学生のうちしかだらだらすることはできませんからね。それも一つの価値だと思います。
今の日本の会社員システムでは、まだ朝方の方が有利
現在の日本の会社員システムはフレックス精度などで働く時間は少しずつ融通が利くものになってきましたが、いまだ日中にコアタイムのある企業ばかりです。深夜にも働いていいよなんて企業はほぼほぼないかと思います。
そんな日本で働く以上、朝方の人間の方が有利に決まっています。
そうならば、学生のうちに朝に自分の能力を発揮できるように習慣づけることの必然性は説明不要でしょう。