(この記事は、2020年4月27日に更新された記事です)
こんにちは。まさぽん(Twitter:@masapons89)です。
突然ですが、
「勉強どうやったらいいか分からない」
「予習なんかしたことない」
「やる気はあるけど、どうしたらいいかわからん」
こんな悩みを持った高校生の方、いませんか??
実は、これらすべてボク自身の持っていた悩みです。
中学から高校に進学し、初めて「予習」に触れたボクは何をしたらいいか分からず、ただがむしゃらに机に向かって予習に取り組んでいました。
そんなボクが大学生となり、塾講師として日々勉強や研究を続ける中でたどり着いた一つの結論「予習の方法」を共有したいと思います。よろしくお願いします。
この記事について
この記事を読んでほしい人
この記事は、中学から高校に進学した高校1年生、また予習のやり方を見直したい高校2年生、高校3年受験生の方に向けて作成しています。
このご時世、コロナウィルスの影響で学校の休校も延長となり、家にいる時間が増えています。
ますます日々の勉強を行っている人と勉強をせずにゲームばかりしている人との「差」が激しく出てきます。
この現状を少しでも打開したい、頑張りたい!
そんな方に向けてこの記事を作成しています。
この記事の伝えたいこと(結論)
この記事は
「予習において抑えるべき要素3点」
を絞って解説しています。さらにその3点を実行するためにボク自身が行った具体的方法も載せています。
その3点は
1:概要(単元で学ぶこと)をつかむ
2:言葉の意味、式の意味をじっくり理解する
3:無理してすべてを理解しない
です。この3点についてボクが深掘りをして詳しく本論では述べていこうと思います。
予習についての記事ですが、この記事の内容自体は、普段の勉強においても応用可能です。
復習、普段の勉強にも是非活用してください。
本題:数学の予習において大切な3点
そもそも、予習は難しいです。はじめの段階では予習に必要以上の多くの時間を割くことになります。
経験のない高校一年生なら尚更です。
正直、このコロナ期間中は、復習をすべきでもあります。
ですが、ボクはこの「予習」という行為が自学自習の最高点と考えます。
他人に頼らない勉強です。
大学生に塾はありません。基本は自分または友達と内容を理解するしかありません。
そんな自学自習の習慣づくりのきっかけになればいいなと思い、執筆していきます。
1:どんなことを学ぶのか、概要をつかむ
「この単元が何を学ばせたいのか」
「この単元のゴールは何なのか」
これをはっきりさせておく必要があります
「ゴールのないマラソンはできない」
ように自分の勉強のゴールをはっきりさせることで見通しをもって勉強を行うことができます。
そのためには以下の行為が重要です。
教科書を1〜2回音読(黙読)してみる
一単元分(数学なら5ページ前後で大体一単元)を音読または黙読してみましょう。
特に、教科書の単元のはじめに書いてあるリード文はきちんと読みましょう。
意外と飛ばしがちですが、具体的にこの単元で何を学ぶのかが明確に書いてあります。
黙読でも構いませんが、音読を推奨します。音読は、声を出すために目が教科書を向くので、集中をもっていきやすいからです。
ボクの場合、黙読ではすぐによそ事を考えてしまい、十分に集中できませんでした。(笑)
新しい言葉、わからない言葉をピックアップする
さらっと読むと、意味がわからない言葉が出てきます。
その言葉をピックアップします。
後に精読(丁寧に読む)を行うので、その段階でじっくりと読むべき箇所になります。
ノートに書き出したり、マーカーで印をつけたりできるといいですね。
2:言葉、式の意味をじっくり考える
一行一行、じっくりと教科書を読み込む
先ほどの「教科書を読む」は、単元の内容を掴むための行為でしたが、じっくりと「精読」することも必要です。精読において重要なポイントは以下の通りです。
・言葉の意味(定義)を理解する
・公式の導出過程を知る
・例題の式変形で何が起きているかを読み解く
・具体例から、公式が何を言っているのか考える
精読はとても時間がかかります。ボク自身はじめの頃は数学の教科書を1ページ理解するのに20〜30分かけた日もあったくらいです。
ここまでやらなくてもいいですが、多少なりとも時間をかけて本文の意味をある程度「理解」する様に心がけましょう。
場合によっては、言葉の意味を「調べる」ことも必要です。知っている様に見えて実は意味のあまりわかっていない単語が数学にはたくさん登場してきます。
数学に出てくる用語は曖昧にしていいものはありません。自分の言葉で説明できるくらいになりましょう。
練習問題を解く
予習において練習問題を解くことは、内容の理解につながります。
実際に解いてみることで、計算の難しさだったり、注意点が分かります。
その「気づき」を是非ノートや教科書に書き込みましょう。
試験前にノートを用いて復習する人はノートに書き込めばいいと思いますし、ノートをあまり使わない人は直接書けばいいと思います。
ボクは気づきをすべて教科書に書き込んでいました。
今も大学の勉強では直接書き込んでいます。
教科書に書く利点は
自分の努力の積み上げが「目に見える」点です。
「怪我は勲章」ではありませんが、努力の過程が目に見えます。
それがボクの中では自信につながっていました。
3:すべてを理解しなくてもいい
さて、ここまでをみる限り
「予習でそこまでわかるわけない」
と思っている方も多いと思います。
その通りです。
予習で全てをわかる必要はありません。
予習で全部わかってしまったら学校の先生は要りませんからね。(笑)
分からないところが出てきたら、もちろん考えて理解に努めることも大切ですが、ある程度で見切りをつけ「分からない」旨をノートにメモしましょう。
これが「授業で集中して聞くべき箇所」です。
分からない部分は「わからない理由」をわかる範囲で書きましょう。
その「なぜ」を解決させるために授業を真剣に聞きましょう。
まとめ:自分流勉強法をこの機会に見つけよう
予習の一番の目的は、「わかるところ」と「分からないところ」を仕分けすることです。
予習をやらずに授業を受けると、全ての内容を真剣に聞こうと思ってしまい必要以上のエネルギーを使ってしまいます。
ずっと集中状態を維持することは大変です。
エネルギー切れが起きたら寝てしまいます。これではいけません。
授業で寝ないためにも、予習が必要なのです。
そして、この記事で一番伝えたいこと。
それはあくまで今回の記事の内容は「一つの方法」ということ。
「これが正解」という勉強法はこの世にないと思っています。
人それぞれに最適解があり、それを見つけるために学生のうちに試行錯誤すべきです。
大切なのは、このアイディアを参考にして、「実践」して、少しずつ「自分流」にカスタマイズすること。
一番いけないのは、「試さない」こと。
試さないのに、いい悪いは判断できません。
見た目だけで料理の「うまい」「まずい」が判断できないのと同じです。
是非、今回の記事を参考に、自分なりの勉強法を開拓し、Bダッシュをキメて行きましょう!!!(冗談です)
今回の記事はこれで終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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