「学校の先生の授業,分かりにくいなぁ」
そう思っているそこのあなた.
この記事を見たら少し自分の気の持ち方が変わるかもしれません.
どうも.まさぽんです.
今回は「なぜ,学校の先生の授業は分かりにくいのか」について,自身の経験と自分なりに整理した知見を基に,「学生の勉強に対して持つべき姿勢」についてまとめていこうと思います.
さらに,自律するために行うべきアクションプランを、2つ載せてあります.
私のプロフィールについては,こちらを確認していただければと思います.
普通の高校から,普通の大学に合格し,情報,コンピュータの勉強の傍,効果的な勉強について勝手に研究をしています.
皆様の気持ちに寄り添いながら,少しでも,お役に立てれば幸いなことこの上ないです.
この記事により以下のことがわかります.
・学校の先生の気持ち(一部)
・学ぶための姿勢
・実際に,何をするべきなのか
今回の記事の構成は以下のようになります.
真っ先に結論:「〇〇」することが重要
結論としては,自立(律)することが重要ということです.
「いやいや,,それができたら苦労しないよ」
と思ったそこのあなた.その気持ち,痛いほど分かります.
では,"簡単に100万円稼ぐ方法を教えて欲しい"と言われたらいかがでしょう??
「そんなの,頑張るしかないやん」と答えると思います.
勉強でも,同じではないでしょうか??
「勉強をしたいけど,先生のせいで...」
と責任転嫁してませんか??
もちろん,先生に恵まれることは学力向上に貢献するかもしれませんが,
わめいたところで先生が変わるかと言われれば,答えは明確に「NO」です.
だったら,自分が変わるしかないと思いませんか??
ここまでいえるのは,自分自身がそうだったからです.
「分かりやすい先生に恵まれていれば」というのはこの時代もう言い訳にはなりません.
なぜなら,昔と違い,現代は「学校以外にも学ぶ環境が整ってきている」からです.
では,先生のみに依存せずにこの時代を生き抜くためには,私たちはどのようにしていけばよいのでしょうか??
「環境 > 意欲」の時代
まずは,「意欲について」のお話をさせてください.
戦前,戦時中,高度経済成長期などの時代を見つめると,
「勉強がしたくても環境が整っていない」状態だなぁと感じます.
学校に行きたくても,親の手伝い,家計を支えるために働くなどが当たり前だった時代です.まさしく,「環境が整っていない」時代であり
「環境<意欲」の時代といえます.
一方,現代はどうでしょう??
義務教育の充実により,中学までは日本では教育を受けることが「義務」になっています.
子供に勉強のやる気はなくても,「環境」は整っているのです.
裏を返せば,私たち若者,とりわけ学生の「やる気」が「環境」に追いついていないのです
これは「環境>意欲」の状態で,昔の時代とは真逆になっていることが分かりますね.
ということは「教えてもらう」今までの学校教育の形も,現代では変わっていてもおかしくないのではないでしょうか??
メモしておきましょう.
「環境 < 意欲」から「環境 > 意欲」の時代に変わっている.
今まで正解であった学校教育「教えてもらう」形も変わっても良いのでは??
教えすぎの害〜師匠と弟子の話を添えて〜
教えすぎは「依存」につながる
「教えすぎ」は成長を阻害するとボクは考えています.
何事も,「やりすぎは禁物」ですよね.
「丁寧に教える」ことにより,理解は進むかもしれませんが,それが学力の向上,もっというと記憶に残るということににつながるとはちょっと考えづらいのです.
(データや論文の定量的なデータを用意しておらず,すみません..)
たとえば,嬉しかった出来事よりも,辛かった出来事の方が鮮明に覚えているなんて経験,ありませんか??
勉強でも,苦しんで時間をかけて理解したことの方が,内容を使いこなせたり,忘れにくくなるように経験上感じます.
そうなると,全て教え,完全に理解できる授業よりも,ある種「不完全」な授業の方が学習効率が良いように思えます.これも,メモしておきますね.
完全に理解できる授業よりも,少し「不完全な授業」で苦しんで理解した物事の方が,記憶としての定着は良いのでは??
この感覚的なものの具体例として「師匠と弟子」の話をさせてください.
師匠と弟子の話
このテーマの明快な具体例として,「師匠と弟子の話」をしていこうと思います.
かつて「師匠と弟子の関係」ってありましたよね.刀職人でも,漁師でも,何でも..
弟子の人って,どうやら師匠に弟子入りをしてから,全然本来の技術については教えてもらえなかったようなのです.とりわけ,はじめの頃は雑用ばかりだったようです.
掃除をしたり,食事を作ったり,身の回りのお世話をしたりetc...
そして,肝心な技術について教えてくれるかと思えば,ちょっとしか教えてくれないなんてことも.ザラにあったようです.これでは,弟子側もたまったものではありませんね.
そこで,弟子はナニをするかというと
師匠からなんとしても「技術を盗もう」と努力するわけです.
さて,ここでポイントです.この段階で,弟子の方から能動的に学ぼうとする意欲がここから出ていることにお気づきでしょうか??
そのエネルギーの出所は不満からかもしれませんが,結果として,師匠の技術を学び,盗み,晴れて一人前の職人として自立するわけなのです.
なんとなく伝わるでしょうか..??
これと学校教育とは,密接に関わっているように思えます.
学校の先生が分かりにくいと感じていることは,自分が成長するある種のチャンスなのです.
先生が分かりにくい→「自分で頑張って理解できるようにしよう」
というマインドを持てる子は,グングン伸びていく子なのかもしれません.
どうか,「この先生の授業わかりにくい」
この段階で諦めず.自分で勉強してやろう
という向上心を持って,取り組んで欲しいなと思います.
「あえて教えない」ことにより,能動的な学びへの姿勢を持って欲しい
この,前向きな姿勢が人を強くする!!
では,具体的には,何をすればよいのでしょう??気になる方も多いと思います.
具体的なアクションプランについては,以降のセクションで書いていこうと思います.
具体例:まずやってみること2選
このセクションでは,自分が学生時代,試行錯誤する過程で,特に成長のきっかけとなった方法を3つピックアップしてあります.一概にどれも成功例とは言えないかもしれません.
ですが,試してみる価値はあると思います.大切なのは「自分にあった勉強法」を探すことです.これは将来.仕事を行うときに「学ぶ姿勢」としてとっても大切なものになるのではないかと考えています.
1つ目:教科書を○回"読み込む"
一つ目は,「教科書を5回以上読み込む」です.
これは,ボクが大学の1回生の時に,授業の際に担当の教授がおっしゃっていたことです.
特に印象的だったのが
「5回読むと,わかった気になる.その上で演習を行うと,また出来ない感覚になる.これを繰り返すことで,少しずつできるようになっていく」
という一言.
特に,ボクは数学が苦手だったので,この言葉を信じて取り組んでみたのですが,確かに教科書を5回以上読んでいくにつれて,何となく言いたいことが「わかった気」になるのです.
そして.演習の際に,まんまと打ちひしがれます.全く解けない.
しかし,その問題点を分析し,一問ずつ丁寧にクリアして行った結果,それなりに理解することができて,今に至ります.
きわめて原始的ですが,意外と本質的な勉強であると思います.
2つ目:一行一行〇〇する
答えは,「一行一行理解する」です.
ボクは高校時代「教科書の言っていることが全く理解できない」人でした.
このわからない原因は,今になって分析すると
教科書を「読む」ではなく「見ていた」に過ぎなかった
ということでした.
活字の意味を理解しながら読むというのはエネルギーが必要で,疲れます.そして何より時間がべらぼうにかかります.今でもそうですが,時間がかかる時は1ページに20分,30分かけるときも平気であります.
それでも,これをサボらずに行うことがなんだかんだ言って近道なのだなぁと思います.
数学を例にとると「数式の意味」が分かることが理解への道だと思います.
たとえば,次のような感じです.
よくみる数式ですが,「三平方の定理」とまでわかっている人,ましてや三角比の定義まで真髄を理解している人はどのくらいでしょうか..??
このように,一行一行,何気ないことも,意味があります.意味のないことは教科書には書いていないと思っています.騙されたと思って,読んでみてください.
やってみること良いかもしれない二つ
・教科書を5回読む
・一行一行を丁寧に理解する
最後に...
まとめていこうと思います.
これからの世の中は,「能動的」であることがとっても大切です.
先生が分かりにくいから話を聴かないのではなく,それをチャンスと捉えて,勉強への原動力にできるかが大事だと思います.
そもそも,高校,大学は義務教育ではないので,どうしても勉強が嫌なら,違う道を考えてみるのも手かもしれません.世の中勉強が全てではありませんからね.働いてみて気付けることもあるかもしれません.
ただ,少しでも勉強ができるようになりたいという闘志が少しでも,風前の灯火でもいいから,燃えているのであれば,少しでも「自律(立)」するために勉強の勉強をすることを強くお勧めします.
わからないことがあれば,まずは教科書をじっくり読んでみてください.
少しでも幸せになる人が増えればこの上ないです.
最後になりますが,今回の記事作成の際に教育について分析したメモを共有したいと思います.何かの気づきになればとても嬉しいです.
失礼いたします.
もしよろしければ,ご感想,ご意見いただけると嬉しいです.よろしくお願いします.
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