文房具

ぺんてる「グラフギア1000」を徹底分析レビュー!限定色は?評判・評価はどうなの?

どうもこんにちはまさぽんです。今回は「グラフギア1000」について

いまさらながら徹底分析レビューを行っていきたいと思います。

思い入れのあるシャーペンであるだけに、気合を入れて記事を書かせていただきます!

過去にグッドデザイン賞に受賞したこともある実力派。長く愛されるロングセラー。

はじめに(隙自語)

私の中学生時代は、今ほど情報もシャーペンも普及しておりませんでした。

1000円帯のシャーペンといえば「グラフ1000」「グラフギア1000」の二択みたいな感じです。

ちなみに、グラフ1000については、こちらの記事で詳しくまとめております。ご興味が湧けばぜひご覧ください。

今では不動の人気「スマッシュ」すら市場に普及しておらず、卸売りの店舗でしか売っていない時代でした。

そんな時代に、たまたまスーパーの文具コーナーに売っており、この「グラフギア1000」即買いした懐かしき思い出があります。

それから、中学3年間ずっと使用しておりました。とっても思い出深いシャーペンです。

ですが、現在のグラフギア1000の評価はどうも批判的意見ばかりです。

はたして、本当にそうなのか??と正直感じてしまいます。

ボクは必ずしもそうは思わないです。

本当に不評であれば、ラインナップから消えているはずですからね。

今回は、グラフギア1000をヒイキさせてください。今もなお、ぺんてるのマスターピースの一つとして君臨するこのペンの魅力を少しでも皆様にお伝えできれば幸いなことこの上ないです。

グラフ1000リミテッドは買うな。「グラフ1000 フォープロ」は上品で、エレガントで「洗練」が一番似合うシャーペンである。巷では限定カラーに注目が集まっているが、蛇足である。ぺんてるの本質ではない。「書くことの美しさ、気持ちよさ」をぺんてるはグラフ1000を通じて伝えたかったのではないのだろうか?...

基本スペック

基本スペックはこちらのようになります。

全長は、芯の格納時で14.89 mm。芯を出したときには14.91 mmになります。

軸の太さは9.4 mm。比較的細軸の部類に入るかと思います。

芯径は0.3 mm ~ 0.9 mmまで各種揃っています。色は通常色ではシルバー固定で、芯径ごとにグリップ、印字の色が異なります。

色対応は、以下のとおりです。

  • 0.3 mm・・・茶色
  • 0.4 mm・・・緑色
  • 0.5 mm・・・黒色
  • 0.7 mm・・・水色
  • 0.9 mm・・・黄色

この色対応表は、グラフ1000でも共通していますね。

グラフギア1000の特徴

ここからは、グラフギア1000の特徴についてご紹介したいと思います。

クリップによるペン先の出し入れ

グラフギア1000といえばこれですよね!

「バチン」という甲高い音とともに瞬時に格納される4mmスリーブはこの上なく気持ちいいのです。

その音声が、こちらになります。

このようなペン先格納機能、多くのペンではペン先のガタつきにつながってしまいます。

ですが、グラフギア1000は「全く」がたつきません。

緻密な設計とバランスにより成り立っているのです。

ぺんてるのお家芸「異素材の組み合わせ」グリップ

ぺんてるの十八番。「コンビネーショングリップ」です。

グラフ1000とは異なり、グラフギア1000はローレット加工+シリコンラバーのコンビネーショングリップが使用されています。

一つ一つの楕円状の形のデザインが、製図用に限ることなく、一般筆記にも適合します。

製図用シャーペンには、元来「ローレット加工」されたグリップが多用されています。

一方で、他社のローレットグリップは、メーカーによっては指の引っ掛かりが強すぎるものがあり、快適な使用感とは言いづらい商品もいくらかあります。

グラフギア1000のグリップは、なめらかな加工で指が引っかかることもなく、その分、ラバーグリップで滑りにくさを担保しているものだと考えられます。

ラバーグリップは、肌当たりの良い分、劣化や汚れが目立ちやすいです。

そのため人を選びますが、本シャーペンは両者のいいとこどりをしています。

万人が満足できる仕様になっているのです。

思わずニッコリ☆所有欲満たすアルミボディ

本体軸はアルミ製です。

つるつるした質感ながらも細かな凹凸からなる「キラキラした」した素材本来の味が好きです。

このキラキラした質感は高級感を生み出し、学生ならではの所有欲を満たします。

中学生のガキのまさぽん少年は「あぁ、今日も頑張れる」と酔いしれていました(勉強はしていない)

反論の反論

グラフギア1000について情報収集している際にネガティブな「反論」がいくつか見られました。

ここでは、それらの反論について、まさぽんの見解を述べていけたらと思います。

重いことは、信頼できること。

「グラフギア1000は重い」

親の顔よりよく見たコメントです。

果たして、本当にそうでしょうか。

ペンが重いことで、良い点が「2点」あると思います。

ひとつは、手が遊びにくい点です。重量のあるペンを握ることにより、おもちゃのように軽いペンを使うことと比較して、腕が上がりにくくなります。

その結果、手が遊ぶことがなくなり、ペンが机に向かうことをサポートしてくれます。

また、重いということは、筆記の力を入れなくてもペンが進むといった側面があります。

ペンの重量に頼り、自然とペンが動くことで力を入れないのにしっかりした書き味を得ることが可能になります。

剛性の高さは長年の使用を想定

もう一つの批判的なコメントとして、「ゴツくて使いづらいよ」といった意見が見られます。

これもナンセンスです。

グラフギア1000はその剛性さ故に長年の使用にも耐えうるポテンシャルを秘めています。

丈夫なものほど固くて重くてごついものなのです。

その分作りがしっかりしていて壊れにくく、長く使うことが可能になります。

限定色について

グラフ1000、スマッシュに続いて、グラフギア1000においても「限定色」という名の商業主義の遺産が出回っております。。

調べてみると、様々な個所で販売されていますね。

調べて得られる範囲でまとめてみました。ご参考にしてください。

本情報は執筆時点(2022年3月13日)で得られた情報です。

新色などが登場しましたら、追記させていただきます。

西日本限定カラー

西日本限定カラーという位置づけで、2017,2018年に「ブラック・レッド・ブルー」の3色6パターンが年に展開されておりました。

本カラーが発売される以前は、グラフギア1000の限定色は海外限定の展開でした。

このため、個人輸入した方が出品した商品はオークション・フリマアプリ内の価格は高額でした。

キャッチフレーズがどれも印象的で購買意欲を掻き立てられましたね。

  • 紅蓮のグラフギア
  • 漆黒のグラフギア
  • 紺碧(こんぺき)のグラフギア

中二病じみたフレーズがイカしていましたね(笑)。

今でもフリマアプリ等では中古の商品は出回っていますね。

また、一部モデルはAmazon等でも販売しています。

西日本限定モデルの一つ「紅蓮のグラフギア」です。

ロフト限定

ロフトでは、グラフギア1000限定カラーとして5色が発表されました。

カラー展開は、以下の5色です。また、芯径はいずれの色においても0.5mm 固定です。

  • ピンク
  • ブルー
  • ライトグリーン
  • パープル
  • ゴールド

「ブルー」に関しては、前述の西日本限定モデルと比較して少し柔らかい青色を使っています。

東急ハンズ限定モデル

東急ハンズ限定モデルとして、以下の3色が登場しました。(2019年)

  • シャンパンゴールド
  • チタンブルー
  • ブラウン

金、銀、銅を彷彿とさせるボディは高級感が一段とありますね。こちらも基本的にはフリマアプリ/オークションサイトを回って在庫を見つけるしかないですね。

韓国限定モデル

韓国限定モデルとして、金色がベースの限定色が登場していました。詳細は不明ですが、個人輸入、法人輸入で日本に流通した在庫が高額で転売されていますね。

せとうち文具限定モデル

2020年に、瀬戸内文具さんから限定色として「チタンゴールド」「ガンメタ」の2色が発売されています。

アマゾンでも普通に販売されていますね。

ガンメタリック、現在は品切れのようです😢

2020年に瀬戸内文具さんより発売されたチタンゴールドカラーです。

おわりに

今回の記事では、「グラフギア1000」についての記事を書きました。

過去にグッドデザイン賞に受賞したこともある実力派。長く愛されるロングセラー。

グラフギア1000を改めて分析してみると、工夫をこらした仕様、長く使えるためのしくみが 満載で、その上高級感もある。素敵なシャーペンでした。

周りの意見に流されず、一度自分で使ってみてください。世界が変わりますよ。笑

まさぽん研究室では、この他にもシャーペン関連の記事を多数書いております。

こちらのリンクからぜひごらんください!

カテゴリ-文房具|まさぽん研究室 (masapons.net)

今回の記事は以上でおわりになります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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