こんにちは.まさぽんです.
前回の記事の続きとして自身の数学が苦手だった原体験から「数学が嫌い」と言う感情を深掘りして,学びを得ようと思います.
今回の記事は,前回の記事の続きとなるので,前回の記事をまずお読みいただけると嬉しいです.
今回の記事の構成は以下のとおりです.
まさぽんの数学が嫌いな理由3選〜続き〜
1点目は,前回の記事へ.
1点目として,「先生が苦手問題」を深掘りしていた.
もし前回の記事をまだ読んでいない方はぜひ,下の記事を見てからこのフィールドに舞い戻ってきてほしい.靴を履いていないのにランニングはできないだろう.
それでは,2点目の解説に入ろう.
2点目:数学が難しい問題
「数学って勉強してもできるようにならない」
これについては現役の子も共感できるだろう.問題の教科書にないタイプの文章問題ができとき,全く解法が思いつかない現象だ.勉強しても,公式をいくら覚えても直接点数は上がらない.
そこで先生は「頑張れ」の一点張り.まるで「やってない」と容疑を否認する犯○者のようである.
そもそも数学が難しい原因は「なぜだろう」ボクなりに深掘りした結果,以下のことがわかった.
・公式を暗記しないといけないと思っている
・公式はわかるが,問題の解き方はわからない
・教科書と問題集の難易度のギャップが大きい
一つ目,二つ目に共通して言えることだが「覚える」ことを目的としてしまっているため,
「せっかく覚えたのに」というショックがヤル気を下げ,数学嫌いを加速させている.
ここから分かること
さらにそれぞれの要素に対して「なぜだろう」と頭を凝らして考えると,以下のことがわかった.
・中学と高校で「数学」は違う
・覚えることを目的にしている
まずは,一つ目の数学の違いについてだ.
中学の数学は振り返ると,「知らないといけない要素」が多いイメージが強い.因数分解の方法といい,平方根のルールといい,方程式の解き方といい...etc...
これら中学の内容の多くは今後の数学を円滑に進めるための「道具」ではなかろうか.
事実,数学1で二次関数の単元を行うときに共有点の座標を求める際は因数分解は断りなしに使ったりする.求値問題では平方根の計算ができないと最後の計算で答えが出せない問も多い.
中学数学のイメージで「覚える数学」で過ごしてしまうから高校の数学でつまずくとボクは経験から考察した.
繋がって,二つ目の要素の解説だが,高校の数学は特に「考え方,導き方」の勉強をしている.これらは必死になって覚えるものではないとボクは考える.
メモしておこう.
・中学と高校の数学は違う.(知識→知識の活用)
・「覚える数学」には限界がある??
だったら,どうしたらいい??
さて,「覚えてはいけないのでは??」と思ったボクだが実際には何をすればいいのかをまだ考えていないので,じっくり分析したいと思う.
今回の気づきによる具体的なアクションは以下のようになると考察した
・教科書は,「行間」を読む
・式の背景を見てみる
↓
暗記だけではなく,「理解」をする行動をする
まずは,一つ目の「行間を読む」についてだ.多くの数学の解説は非常にコンパクトなもので必要最低限のことしか記述していない.
例えるなら,必要な機能しか搭載されていないスポーツカーのようなものだ.
例えがわかりづらいって? ...
ここで提案するのは,「飛躍した場所では何が起きているのか考える」ことである.自分で教科書をじっくり一行一行を読むと,
「分かる→わからなくなる」場所が出てくる(場合がある).そこに対して「なんでだろう??」「何をやっているのだろう」と投げかけると,教科書が行っている「考え方」を吸収することができるのではなかろうか.
二つ目の「式の背景」を見てみるというのは,「式の日本語化」を行うことで,「暗記に頼らず理解する」ことが達成できるのではないのだろうか.
たとえば,sin²Θ+cos²Θ=1という三角関数の相互関係の式は,ちょっと難しいことを言うと,
sinΘとcosΘの意味がきちんと理解できていれば「三平方の定理」で出せる関係であるため,極論を言うと,ガッツリと覚えなくていい,というのが持論である
(もちろん,知っておくに越したことはない上に,使用頻度が高いので使っている過程で覚えるものである.)
このように「覚える」ことも大切だが「理解する」に力を入れることも大切である.
3点目:数学は実生活で使わない問題
「数学なんて実際どこで使うんだよ」
数学嫌いな子が発する言葉ランキング第2位にランクインしそうな言葉.
かくいうボクも日常的に発していた言葉である(笑).
実際社会人になって「数学」を「直接」使うことはあまりないと言えるだろう.
・数学はどこで使われているか「目では見えない」
この「見えない」ことが数学の必要性,重要性をもやもや,うやむやにし,勉強のモチベーションを低下させるものだろうと考えた.
では「なんで」数学を勉強するのだろうと深掘りしてみる.
実は,数学は自分たちの「見えないところ」でめちゃくちゃに使われているのだ.
たとえば,「車の制動距離」.車のブレーキが効き始めてから車が止まるまでの距離のことである.実はこの距離は,速度の2乗に比例している.
つまり,「二次関数」であるのだ.車が速ければ速いほど止まるのに多くの距離を要することはイメージがつくだろう.これにより,「この速度でブレーキを踏んだら大体○メートル先に止まる」といったこともわかるのである.
数学を用いることで「未来が予測」できるのである.これ,美しくない??
また.数学とは,「考え方」の勉強である.教科書に載っている公式などはあくまで物事を導き出すための道具と捉えることもできる.
現状(問題文)から分かることを最大限取り出し,その中で自分のできること(知識)がどのように活用できるか,それを用いて次の段階に進めるか,最終的に正解に辿り着けるか...
ある種「人生の縮図」のような印象を受ける.ちょっといいすぎると「数学を通して,困難を乗り越える力(問題解決能力)」を鍛えるのではないだろうか??
見えない力かもしれないが,社会ではある意味「一番使う」力である.
だったら,どうしたらいい??
さて,この気づきを転用させるとこのようになるのではなかろうか??
・物事は粒度を落として「細かく,小さく」みること
これは,まさしく今回の記事のテーマある.
「数学が嫌いだ」というふわふわした巨大なものを細かく分析していくと数学の何が苦手意識を生んでいるのか,
そして今の自分は何をすればいいのかが少しずつ見えてくる.その感覚を今回は身につけて欲しいと切に願っている.
この記事を通して,分析し,行動することの大切さを味わっていただければ幸いである.
おまけ~まさぽんからの挑戦状~
まさぽんの事例からは以下のことを学ぶことができた.
自分が数学が苦手,嫌いな理由
・「先生が苦手問題」 より
→人によって,気持ちの良いペースが異なること
→先生に相談してみる.
→物事を行う際は,周りのペースを見る,聞く
→予習を見直す
・「数学は難しい問題」 より
→中学と高校で数学が違う!,暗記に走りがちである
→「覚える」だけでなく「わかる」ようにする行動をとる.
→教科書,解説の行間を読んでみる
・「数学が現実で使われていない問題」 より
→「見えない」所で考え方はどの分野にも応用される!!
→物事に対して粒度を落として細かく考える.
→困難は細分化せよ
さて,今回の学びを学びで終わらせないためにまさぽんは挑戦状をあなたに送りつけます()
これらの学び,また自分で行ったメモを用いて,
自分ならこの学びを「どのように」活かすかを考えてみよう.
そして,その学びを
1.以下のお問い合わせフォームに考えを書いて,「送信」する
2.まさぽんのTwitterのいずれかのツイートにリプライする(どのツイートでもOK!✨)
3.「#まさぽんの挑戦状」をつけて内容をツイート
いずれの方法でもOKです!好きな方法で自分の意見を投稿してみよう!!
必ずや,ボクが皆様のもとに飛んでいき,反応します!!
気持ちいい投稿があれば,記事にさせて欲しいナ.
興味があれば,やってみて.
最後に,今回の記事作成に用いたまさぽんのメモを共有します.何かの力になれば幸いです.
ではまたっ!!!
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。