リモートワークの環境は成果に直結します
某流行性感染症の騒ぎから、かれこれ2年間が経とうとしています。
大学生は、華やかなキャンパスライフが送れなくなり、社会人は、慣れないリモートワークを余儀なくされ・・
大変な世の中となってきました。
新たな生活様式として提案されたリモートワークも聞きなじみのあるものとなってきました。
新しい環境での仕事を行っていくにあたり気持ちの良い環境を探ることは急務になってきました。
快適にリモートワークを行うにはどんなものが必要なのか、どんな環境であればいいのか、わからないことだらけでした。
自分も、大学が完全な遠隔授業となり、1年近くを過ごしました。
そんな中でいかに学びを深められるか非常に試行錯誤しました。多くの買い物をし、いい買い物もあれば、無駄な買い物も多々ありました。
そんな知見を本記事では共有できればと思います。
「これがいい!」は経験者にしかわからない
オンライン授業や在宅ワークをするのに、「PCが必要です!」や「ネット環境が必要です!」といった冗談は不要でしょう。
この時代を生きるデジタルネイティブにはそんなこと当たり前です(なんていうことをいうと多方面の方々から非難の声を浴びることになりますが・・・)。
一方で、在宅ワーク/オンライン授業を遂行するにあたってこれは持っておいた方がいい!といった包括的な記事はまだまだ普及していないように感じました(少なくとも、私が調べている中では・・・)。
そこで、今回の記事では、現役理系大学生として在宅オンライン授業を経験したその知見を活かし、「これがあるとリモートワークの生産性が高まる」と感じた商品・物品を紹介していきたいを思います。
今回の対象者は、次のような方を想定しております。
- 新しく進学した(する予定の)新大学生
- 在宅環境をよりよくしたい現役大学生
- リモートワークの環境へ移行準備中の社会人
それでは、参りましょう。
オンライン授業に必要なものその1:iPad & Apple pencil
必要な理由
オンライン授業は、資料が紙面ではなく、電子ファイルの配布になります。(PDF形式など)
これを、毎回印刷して、メモして、ファイリングして・・・となると手間が非常に多くなりコスパ最悪です。
特に「印刷作業」は最悪です。紙は増えるし、なくすし、いいことありません。
そこで大活躍するのが「iPad」と「Apple Pencil」です。これらは、配布された資料に電子ファイルのままメモが直接書き込めます。
しかも、ファイルを階層構造をまとめることができるので、管理が容易になります。片付けのできない人こそ、iPadを買って管理すべきです。(笑)
選定の基準
iPad Pro は正直オーバースペックです。購入して正直感じました。ですが、画面の大きさには非常に満足しております。12.9インチはやはり使っていて気持ちがいい。
おそらく、多くの方は「iPad Air」ないし「無印iPad」でよいでしょう。ただ、「Apple Pencil」第二世代がマグネットで本体に接続・充電ができる神仕様であって、これが「iPad Air」または「iPad Pro」、「iPad mini」にしか対応していません。iPaad miniは手ごろで使いやすいですが、ペンシルを用いてメモを行うといったノート的使用用途には少し余裕がありません。よって、「iPad Air 」がおすすめです。
お金に余裕があれば、大画面の「iPad Pro」が優秀すぎです。最高です。
Apple Pecilは、iPad買うなら、必携品です(笑)ペンの追従性と充電のしやすさが段違いです。
オンライン授業に必要なものその2:ちょっといいスペックのPC
必要な理由
「オンライン授業ではノートPCがあるとよいです!」と書くゴミのような記事はいくらでもあります。ですが、その意見を鵜呑みにしてポンコツなスペックのPCを買ってはいけません。
実は、在宅によるオンライン授業では、次のような用途があげられます
- インターネットで調べながら、Wordにレポートをまとめる
- Zoom/Teams等ビデオ会議アプリで通話しながら自分のPCの画面を共有する
- Youtubeを再生しながらネットサーフィン
これらに共通は何でしょう・・・??カンの鋭い方はわかるかもしれません。
「複数のアプリケーションを同時に使用している」ことです。
この場合自分のPCに負荷がかかる状態になりますので、ポンコツスペックのPCを使用すると、動作がもっさりしてしまい、生産性が圧倒的に低下します。
よって、もし、PCをお持ちでなくて、購入を検討している方は、家電量販店が販売している5万円くらいのようなPCではなくはちょっと良いスペックを検討してみてください。
選定の基準
では、どんなPCを選べばいいんだ!!といったご意見があるとおもいます。
そこで、簡単にですが、目安をご紹介できればと思います。詳細については、ほかのPC専門家の方が詳細に解説していますのでそれらの記事にあずかります。
CPU : celelon,Atomと書いてあるものはやめましょう。「intel」だから大丈夫というわけではありません。
intelの中でも、Core i3, Core i5, Core i7 とある機種であれば比較的良いです。あくまで目安です。
基本的に数字がおおきくなればなるほどハイグレードです。
メモリ:4GB はやめましょう。8GB以上あればそこそこ快適に使えます。16GBまでは不要だと思います。
ストレージ(記憶媒体):「HDD」はやめましょう。「SSD」 と呼ばれる高速な記憶媒体が今は主流です。256 GBあればひとまず問題ないと思います。
タッチパネル:なくていいです。タッチペンもいりません。
OS:WindowsでもMacでもどっちでも基本的にはいいです。ですが、そこら辺のインフルエンサーの影響を受けてMacBook を買うのはやめましょう。(笑)
海外の直販メーカPCであれば、コスパの良いPCが買えるところが多いです。
オンライン授業に必要なものその3:モニター(23インチ程度)
モニターが必要な理由
現役の大学生は、もうすでにPCを持っており、ノートPCで作業している方が多いかと思います。
ですが、「作業画面が小さくて効率がどうしても上がらない」そんな悩み抱えたことはありますよね。。
その課題を解決させるのが「外部モニター」です。
外部モニターに、「HDMIケーブル」や「Display Port」ケーブル(機種によって異なります。)を接続し、設定することで、複数画面で自分のPCを操作することができます。
画面が倍になることで、作業効率は圧倒的に高まります。前述のマルチタスクも楽々こなせます。
選定の基準
モニターの大きさは、23インチ程度であると望ましいと思います。
この理由は、大きく2点です。
- 画面サイズが大きいので、画面から距離を置くことができ、目の負担を少しでも減らすことができる。
- 画面が大きいほど、表示できる情報量が多くなり、作業を効率化できる。
画面の解像度は「フルHD以上」であればなんでもいいと思います。
注意点として、大きい解像度であれば、下げることも可能ですが、小さい解像度は上げられません。
その点だけ注意してください。
ちなみに、私は、「BENQ」の23.8インチフルHDモニターを愛用しています。特に困ったこともなく、快適に作業ができます。お金があれば、2K(QHD), 4K(UHD)のモニターを買うのもよいですね。
オンライン授業に必要なものその4:高品質イヤホン
高品質イヤホンが必要な理由
少し、自分の話をさせてください。
自分は、オンライン授業が始まった当初は、iphone付属のApple純正イヤホンで講義を受講していました。そんな最中、家内の連中は、自分が授業中だということは関係ありません。大音量で掃除機をぶんぶん起動しています。この爆音により、講義の音声を気持ちよく聞くことはできませんでした。
また、私の家は、電車の線路が近いこともあり、ガタンガタンと定期的に爆音が家の中を騒ぎ立てます。
このように、集中したいのに「集中したいのに集中させてくれない」というのが在宅ワークの特徴の一つです。これを解決するのに、品質のいいイヤホンが活躍します。
選定の基準
選定基準としては、
- 無線接続であること
- ノイズキャンセリング機能があること
が私の評価基準です。MacやiPad等アップル製品を複数お持ちの方であれば「AirPods Pro」一択でしょう。
特にアップルにこだわりがなければ、SONYのハイエンド(三万円くらいのやつ)イヤホンが使ってみておすすめでした。
いずれもノイズキャンセリング機能はちゃんとしていて、音も悪くなく、集中する環境を作るのに非常に活躍しています。
職業柄、自分が発言する機会が多い人は、ヘッドセットの購入を検討した方がよいかもしれませんね。
オンライン授業に必要なものその5:ちょっといい椅子
必要な理由
オンラインになると、どうしても椅子に座って作業する時間が長くなります。
人生で1/3はベッドに寝ているからベッドにはこだわった方がいいという理論ですね。
意外と、椅子はもうあるから大丈夫といってずっとおんなじオフィスチェアを使用している人いませんか??これは非常にもったいないです。
自分は、よくわからないゲーミングチェアを使用しております。
選定の基準
最低限、小学校から使っている学習机に付属するようなオフィスチェアを使うのはやめましょう。(笑)
コストパフォーマンスを考えると、1万 ~ 1万5000円程度の価格帯の椅子がよいかと思います。
オンライン授業に必要なものその6:いつでも相談できる友達
必要な理由①:課題/授業内容について相談したい
オンライン授業では、友達と難しい授業内容について、空きコマの時間にディスカッションするなどのことができません。
当然、オンライン上で行うことになるわけですが、これが難しい。自分の考えていることを言語化して、相手に伝える必要があります。目の前で互いに意思を確認しあう「フィーリング」がありません。
また、普段から仲良くしていないような友達(通称:よっ友)に相談することは少し気が引けます。
すぐにLINEできる友達はぜひ作っておきましょう。
必要な理由②:一人でずっといると病みます
百歩譲って、授業の内容について相談することはなかったとしましょう。
ソロプレイで淡々とオンライン学習を遂行していると、どこかのタイミングで病みます(経験者は語る。)
漠然とした不安や、課題がうまく出せているのか、評価はどうなのか、わからないことにどう対処しようかetc・・・
困ったときにすぐ相談に乗ってくれる友達。いてくれるだけで心強いです。
実際、私は多くの周りの人に支えられて乗り越えることができました。もし、このような知人がいなかったら、本記事は存在していませんでした。(笑)
選定の基準
選定の基準なんてありません。今ある人間関係を大事にしていきましょう。そして、なんでも打ち明けられるような「親友」をぜひ作ってください。
また、新たな人間関係を作るチャンスを大切にしてください。ふとしたご縁が自分の人生を変えることになることもあり得るのです。
オンライン授業に必要なものその7:アルバイト先
必要な理由
相談できる友人と近い理由ですが、多少浅くとも、誰かと話すことができる機会があるというのは非常に大切です。特に、同年代の人がいるといいですね。
また、このご時世、ちゃんと働けるバイト先があるというだけでも感謝すべきことです。
選定の基準
「同年代がいる」ことは理想的です。かんがえられる職場としては、次のバイトがあげられます。
- 塾講師
- 飲食店(居酒屋など・・・)
理系の方は、アルバイトについてこちらの記事に詳しく私の経験をまとめているのでよかったらご覧ください。
理系大学生はバイトできない?その実態を実家暮らし通学2時間の現役生がスケジュールと共に振り返る! | まさぽん研究室 (masapons.net)
さいごに :とりあえずiPad買っとけ(笑)
なんだかんだ様々なオンライン授業を快適に受けるためのアイテムを紹介しましたが、なんといっても「iPad」が最強でした。生産性の向上、無駄の削減が圧倒的でした。
まさしく、現代を生きるデジタルパーソンの必需品といっても過言ではない時代がやってきてしまったのです。(Appleに洗脳済)
一昔前は、iPadを使っている人はちょっと最先端すぎるみたいな印象がありました。
iPhoneの時も同じようでしたね。ですがどうでしょう。今やiPhoneをはじめとしたスマートフォンは国民の必携品となり、持っていない人の割合の方が低くなってきました。
iPadをはじめとしたデジタルタブレットもいずれそうなる気がしています。
この生活の改変を一つのきっかけに、最新のデジタルの恩恵を受けてみてはいかがでしょうか。
このほかにも、理系大学生として生活を送る過程で得られた知見をまとめております。
理系大学生 | まさぽん研究室 (masapons.net)
今回の記事は、以上で終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました。